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Boris(ボリス)

Boris

92年より活動開始、96年にTAKESHI (Vocal/Bass/Guitar)、WATA (Guitar/Vocal)、ATSUO (Vocal/Drums)という現在のメンバー編制へ。活動当初よりワールドワイドなスタンスを志し、96年から始めた海外ツアーも03年以降はほぼ毎年行う。現在はサポート・ギターに栗原ミチオを迎え、繊細かつ流麗な静寂パートから、眼球を揺らす正に‘体感’する轟音パートまでのダイナミクスをもって他に類を見ないライヴを展開。

08年中はNINE INCH NAILSのUSアリーナ・ツアー・サポートをはじめ、ライヴハウスから大規模なフェスまで、21カ国で100本のライヴを敢行した。音源制作ではヘヴィロック/パワー・アンビエントの殿堂Southern Lord(US)とDaymare Recordings(日本)を拠点に世界中で数々のレーベルと交流を持ち無数の作品を発表、様々な音像と徹底的にこだわったアートワークを提示してきた。

代表作の『Pink』(06)、『Smile』(08)、SUNN O)))との共作『Altar』(07)はいずれも全世界で10万枚に迫るセールスを記録、世界の先鋭的音楽シーンの最前線で圧倒的な存在感を示している。09年には2枚のスプリット盤と3枚の連作シングルをリリース、鬼才映画監督Jim Jarmuschの最新作『The Limits Of Control』にメイン・アーティストとして楽曲を提供。さらに10年には全国東宝系の松たか子主演映画『告白』に書き下ろし新曲を含む楽曲6曲を提供し、国内外で話題を呼んでいる。6/2にヘヴィロック・サイドに焦点を絞ったベスト盤的選曲のCD『Variations』と、約2時間に及ぶ代官山Unitでのライヴを収録したDVD『Live in Japan』の2枚組をリリースしたが、これ以外にも10年中にいくつかのリリースが計画されている。

5月はATP (キュレイター: PAVEMENT)、Vivid Live (キュレイター: Laurie Anderson & Lou Reed)という2本のフェスに招聘され、前後にイギリス/オーストラリアでの単独公演も敢行。7月からは5週間に及ぶUSヘッドライン・ツアーを行い、9月のATP NY(キュレイター: Jim Jarmusch)では盟友SUNN O)))と『Altar』をプレイ。また8月には東京でレコーディングを行ったIan Astbury (THE CULT)との新バンドBXIのデビュー作をリリース、9月のATPのタイミングで公式デビュー・ライヴを行った。

音楽活動以外にも活発に動き、Helmut Langの秋冬コレクションにデザインを提供したBorisの別名義fangsanalsatanでは、アートワーク/マーチャンダイズのデザイン、レコーディング、映像制作、及び周辺アーティストのプロデュースを手掛けるなど、その活動範囲は広がるばかりだ。

Rollo(ロロ)

BorisのAtsuoプロデュースによって世に送り出された、東京発・謎のエレクトリックアシッドフォークデュオ。ファーストアルバム"Pinhole"をリリース後ソロとなり、"Rollo 3"を発表。

Thermo(サーモ)

1997年、当時 Gaji のギタリストであった君島結(ライブミキシング)と、Melt-Bananaを脱退したばかりのマルチインストゥルメンタリスト須藤俊明(ドラム)の二人により結成。

ステージ上にドラムセットとミキサー等の機材を載せ、マイクを通したドラムの音を増幅・加工し、ハウリングを取り込みつつ即興でリズムとノイズ中心の音楽を組み立てるという独自のスタイルで精力的にライブ活動を行なう。

Rovo、Supercar、Jesus Fever等、当時シーンを牽引していたさまざまなバンドが主催するライブイベントへの出演のほか、ゲストパフォーマーを迎えたライブも数多く、過去のゲスト共演者はMerzbow(Electronics)、大友良英(ギター・ターンテーブル)、中村としまる(ノーインプットミキシングボード)、福岡ユタカ(ボイス)、巻上公一(ボイス)、勝井祐二(バイオリン)、徳久ウィリアム(ボイス)など。
2005年以降ライブ活動を小休止していたが、2010年より再開。

Gaji(ガジ)

1988年頃ハセガワユウコ(ボーカル)を中心に結成、2005年解散。

最初に音源を作った時点でのメンバーは、ハセガワ(ボーカル・ギター)、ノダ(ドラム)、ダマ(ベース)、君島結(ギター)。高円寺 20000V を中心に活動する。セカンドミニアルバム「gaji」発表前よりベーシストがウチヤマに、ドラマーがタグチに交代、ハセガワはボーカルに専念。オムニバスに多数参加する。セカンドアルバムまでは性急でエッジのある変拍子を多用した楽曲を特徴としていたが、京都のシーン(Music Start Against Young Assault や Jesus Feverら)と交流を深めながら音楽性を変化させていった。サードアルバムでベーシストがトリイに交代、隙間のある楽曲を指向するようになる。

最後のリリースとなった「9pm at gfm」(Inoxia)ではベースがマスヨシに交代、オーディエンスなし・ノンストップの生音ライブアルバムを発表。バイノーラル録音手法をもちいた立体的な空気感が特徴的であり、最盛期のバンドアンサンブルを感じられる作品となった。最後の2枚のリリースは米Pitchfork Media によるレビューで高い評価を受けている。

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