King Buzzo / This Machine Kills Artists

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キング・バゾ / ディス・マシーン・キルズ・アーティス
ツ CD (2014) 

デビューから30年、一時も立ち止まらず常識破りの活動を続けるメルヴィンズの絶対的リーダー、バズ・オズボーンの初ソロ作、しかも全編アコースティック・スタイル! 

■メイン・ストリーム・レベルでの商業的成功からは遠いところにいながらも、一切ブレることのない活動スタンスと存在感でオルタナティヴ・ロック界の裏番長とも目されるメルヴィンズ。
彼らの「51日間連続51米国公演(全米50州各都市+首都ワシントンDC)のギネス記録認定」「毎回秒殺を記録するweb通販と会場販売のみの限定アナログ盤シリーズ」「おびただしい数の音源制作」など型破りな活動は、大部分がバンドの絶対的なリーダー:バズ・オズボーンのアイデアによる。そのバズが次に持ちだしてきたのがソロ作、しかも全編アコースティックという前代未聞のものだ。
■本作も勿論、トシ・カサイ氏がレコーディングを担当。LA在住、10年以上に渡りバンドとコラボレーションを続けるエンジニア/プロデューサーで、バズが絶大なる信頼を寄せている。カサイ氏が自身で新たに設立したスタジオにて2人でアイデア交換しながらスピーディに作業したそうだ。
■アコースティックといいながら、そこは一筋縄でいかないのがバズ。コードを掻き鳴らしながら朗々と歌うフォーキーなスタイルではなく、豪快さとシニカルさがドス黒く渦を巻き、ヘヴィな雰囲気が全編を貫いていく。さながら殆どメルヴィンズの楽曲に近いリフ重視のものをアコースティックでプレイしている印象。実際本作収録楽曲はほぼ全てメルヴィンズで演奏出来ることも検証済だという。
■ニルヴァーナをはじめ、数多くのロック/へヴィロック/オルタナティヴ・バンドにインスピレイションを与えてきたバズ。彼の音楽の骨格とアイデアの斬新さを垣間見られる興味深い音源だ。
■既に単身でのUSツアーを敢行しており、今夏はこのアルバムをサポートすべく全米を一周する。この活動が次のメルヴィンズにフィードバックされるはず。
■豪華紙ジャケット仕様。

Tracklist:
1.Dark Brown Teeth
2.Rough Democracy
3.Laidback Walking
4.Drunken Baby
5.Vaulting Over A Microphone
6.The New River
7.The Vulgar Joke
8.Everything's Easy For You
9.The Ripping Driving
10.How I Became Offensive
11.Instrument Of God
12.The Spoiled Brat
13.Illegal Mona
14.Good & Hostile
15.The Blithering Idiot
16.Useless King Of The Punks
17.?

2014/6/4

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